水出し茶のメリット
夏にピッタリ!ひんやり水出し茶の魅力
皆さんは、暑い季節にどんな飲み物を飲みたくなりますか?
氷をたっぷり入れた冷たい飲み物でスッキリしたいものですよね。
今回は、リフレッシュしたい時に最適な『水出し茶』の魅力に迫ります。
美味しい水出し茶の作り方から、水出し茶を飲むメリットまで解説していきます!
水出し茶の魅力
「水出し茶」とはその名前の通り、お湯ではなく水を使って淹れた冷茶です。
急須で淹れる温かいお茶と、水出し茶。
その違いは温度だけではないんです!
味と成分、2つの視点でその違いを見てみましょう。
今回は緑茶での違いをお伝えします。
味わい
水出し茶とお湯で淹れたお茶の違いが一番実感できるのは、その味わい。
お湯で淹れたお茶は渋みや苦味が強くなり、冷たい水で淹れたお茶は甘みを感じることができます。
これは渋みや苦味の成分が熱で溶け出しやすい緑茶の性質が関係しており、
低温で淹れると渋みや苦味の成分が溶け出しにくく、旨み成分はそのまま溶け出してくれるからです。
お茶の苦味が苦手な方や、お子様にもおすすめなのが水出し茶になります。
成分
水出しの緑茶に豊富に含まれている「エピガロカテキン(EGC)」が作り出す過酸化水素は、体内で「マクロファージ」の活動を活発にするといわれています。
このマクロファージは”体の中の掃除屋”とも呼ばれ、主に体の中の細菌やウイルスを食べたり、傷を治してくれる白血球のひとつです。
水出し緑茶を飲むと、免疫の働きを手助けしてくれる可能性があるということですね!
水出し茶の作り方
美味しくて体にもやさしい水出し茶の魅力をご紹介しました。
では早速、簡単にできる水出し茶の作り方を見ていきましょう!
- 水:1L
- 茶葉:10~20g
- ボトルや水出し茶ポット
- ボトルやポットに茶葉10g~20gを入れます。
ティーバッグタイプだと便利ですが、茶こしが付いた水出し専用ポットなら茶葉でも手軽に作ることが出来ます。 - 水を先程のボトルに注ぎます。軟水がおすすめです。
一般的な水道水でも淹れられますが、衛生面や風味が気になる方は一度沸騰させたお湯を冷ましてからお使いください。 - 冷蔵庫に1~2時間置き、浸出させれば完成です。
就寝前に冷蔵庫に置いておけば翌朝には飲むことができるので、夜に作ったお茶を、翌日水筒に入れて外出するのもおすすめです!
作ったお茶はすぐに飲み切らなくても、お好みの濃さになった後茶葉を除いて保存すれば一日美味しい状態で保存ができます。
ぜひお試しください!
[ 番外編 ]氷出し茶の作り方
緑茶は氷を使って淹れることも出来ます。
先程ご紹介した水出し茶と作り方はほぼ変わりませんが、より甘みの強いお茶に仕上がります。
お時間に余裕のある時に作ってみてはいかがでしょうか?
- 氷:ポット一杯分
- 茶葉:10~20g
- ボトルや水出し茶ポット
- ボトルに茶葉10g~20gを入れます。
この時、抽出しやすいように茶葉は平らに広げましょう。 - 氷をボトルに詰めます。
ボトル一本が埋まるくらい入れましょう。 - 常温で3~4時間置き、氷が溶けきれば完成です。
冷蔵庫で作る場合はさらに時間がかかるため、就寝中に作っておくと便利です。