がん予防には「あの飲み物」がいいってホント?
がんは日本の”国民病”
有名人だけでなく、あなたの周りにも”がん”を患ってしまった方はいらっしゃるのではないでしょうか?
昭和56年より死因の第一位となり、国民の約2人に1人が罹患・うち約3人に1人が亡くなっており、日本人にとってがんは”国民病”といっても過言ではありません。
がん発症の部位別の患者数は大腸、胃、前立腺、乳房、気管・気管支および肺の順となっています。
生涯、何らかのがんに罹患するリスクは男性で63.3%、女性で48.4%とされています(「がんの統計2019年度版」)。
多くのがんは生まれてから後に遺伝子に生じた変異が原因であると言われており、ほとんどのがんは遺伝しませんが、がんになりやすい変異が受け継がれる場合はあるようです。
生まれながらにしてがんに関わる遺伝子に変異があった場合、次世代への遺伝は可能性としてあります。
がん死亡率が圧倒的に低い地域がある!
この”国民病”と呼ばれるがんによる死亡率が圧倒的に低い地域があることをご存知でしょうか?
平均を100とした数値で「がん死亡率」の少ない自治体(人口10万人以上の市区町村)を並べると、静岡県掛川市・藤枝市が男女ともに上位に上ることが分かりました。(※厚生労働省発表)
掛川市は男性:80.7、女性:77.0、藤枝市は男性:81.0、女性:80.3と、ランキング最下位の大阪市西城区の男性:132.6、女性142.8と比べると、大幅な違いがあることが分かります。
がん予防に効果があると言われている飲み物
ここまでのお話で、すでにお気付きの方もいると思います。そう、がん予防や健康に効果があると言われているのが「緑茶」なのです。
お茶処として有名な静岡県には、日常的にお茶を飲む習慣があります。
学校給食にも「お茶当番」という役割があり、やかんに入った緑茶が出される地域があるほど、静岡県民にとっては緑茶というものがとても身近な存在なのです(島田市では、水道の蛇口から緑茶が出る小中学校もあるとのこと!)。
がん予防に効果があると見られるのは、緑茶の渋味の成分である「カテキン」。
カテキンを与えた動物のがんの増殖が抑えられたという結果も出ています。
さらにお茶の産地と知られる掛川市・藤枝市・磐田市・浜松市などでは、特に胃ガンの死亡率が低いことが報告されています。
鹿児島県の知覧茶や京都の宇治茶・福島県の八女茶なども有名ですが、数あるお茶の産地の中でもなぜ掛川市のがん死亡率が低いのでしょうか?
1日の日照時間に関係あり
日本のほぼ中央に位置する静岡県掛川市は、真冬でもほとんど雪が降らないほど温暖な気候です。
日照時間が長く茶畑への日あたりが良いため、他地域で生産されるお茶よりもカテキンが多く含まれています。
また掛川茶は、製造段階で通常のお茶より蒸し時間を長くする「深蒸し」という方法で作られ、渋みが少なく味の濃いお茶に仕上げています。蒸し時間が長いことで通常のお茶より茶葉がくずれやすく粉っぽいお茶になりますが、その分カテキンなどの有効成分が多く溶け出しています。
そういった理由から、掛川茶(深蒸し茶)は一般的なお茶よりも効果的にカテキンを摂ることができ、がん予防につながっているのです。
毎日お茶を十杯以上飲む人は、がんの発生率が半分になるという疫学的調査の報告があります。
がん死亡率の最も低かった掛川市では、深蒸し茶などの緑茶を1日10杯以上飲む人が多いそう。
がんに限らず、掛川市民の高齢者の医療費も、全国平均と比べて20パーセント以上も低いことも報告されています。
食後や休憩時に飲む飲料として緑茶を選ぶ習慣が、ガンの発生予防や再発予防に大切なのですね。
お中元やお歳暮などの贈り物として喜ばれるお茶
掛川の深蒸し茶ががん予防に良いことは、過去に「ためしてガッテン」「バイキング」などのメディアで紹介されていることもあり、最近では大切な人への贈り物やご挨拶などに掛川の深蒸し茶を選ぶ方が増えています。
わたしたち丸玉園にも、お土産用やご自宅用の深蒸し茶をお買い求めのお客様がたくさんいらっしゃいます。
また、遠方のお客様からのお問合せのお電話やメールもたくさん届いています。
大切な人がいつでも健康、笑顔でいられるように、今年のお中元・お歳暮やお年賀には掛川の深蒸し茶を贈ってみませんか?