掛川深蒸し茶の美味しい淹れ方について(分量:3人分)
1)湯呑みにお湯を八分目まで入れ、冷まします。
2)小さじ三杯分のお茶の葉を急須に入れます。(3人で9gです)
3)冷ましたお湯を急須に入れ、蓋をして三十秒から四十秒待ちます。
4)最後の一滴まで残さず、茶椀に均等に少量ずつ注ぎ分けます。
保存方法
[開封前]
未開封のお茶は、冷蔵庫または冷凍庫へ。
変質を防ぎ、長期間鮮度が保たれます。
使う時には常温に戻してから開封すると湿気を吸いにくくなります。
[開封後]
開封後は湿気のない冷暗所へ。
お茶は湿気や臭いが移りやすいため、冷蔵庫で保存する場合は密封度の高いお茶缶などに入れてください。
産地について
丸玉園では、掛川の東山のお茶を主に取り扱っております。
掛川市東山は、標高が高く適度な温度差がありお茶にとって最高の生育環境が揃っております。
そして2014年、東山の「茶草場農法」が世界農業遺産に認定されました。
茶草場農法とは、茶園と茶草場(主にススキ)を混在させ、秋から冬に刈り取った茶草を茶園に敷き込む農法で、良質なお茶が生産されています。
丸玉園は、その認定を受けた茶園のお茶を取り扱っております。
新茶の時期になると、毎朝掛川の市場に行き、よりよいお茶だけを厳選し仕入れ、自社の工場で仕上げから火入れ、販売まで一貫して行います。
掛川深蒸し茶の特徴
テレビでも放映され、注目を集める掛川深蒸し茶。その特徴を説明していきます。
静岡県掛川市は、お茶を育てるのにとても適した土地です。日照時間が長く、カテキンいっぱいのお茶が作られます。カテキンの渋味を抑えるために考え出されたのが「深蒸し茶」です。
「深蒸し茶」は茶の製造工程で、蒸し時間を通常の倍にして作ります。蒸し時間を長くすることで、茶葉の細胞が通常のお茶より細かくなり、本来溶け出さない茶葉の栄養成分までお茶に含まれるようになり、それがカテキンを包み込み、渋みが抑えられるのです。よって甘みとコクが強いお茶となります。
そのカテキン作用が今、注目されています。
■カテキンの抗がん作用
緑茶に含まれるカテキン類、特にEGCgには強い抗酸化作用があり、発がん物質によってできたDNAの損傷を除去修復して正常に戻すことや、がんの原因となる遺伝子の突然変異を抑えると考えられています。
お茶をよく飲む掛川市では、がんの発症率が他の市に比べ低く、お茶との因果関係が研究されています。
■動脈硬化予防作用
茶カテキンの動脈硬化を予防する効果が、東北大学栗山進一博士により発表されました。
■肥満防止に効果(脂質代謝改善)
茶カテキンを継続的に摂取することで、脂肪のエネルギーへの変換を促し、脂肪が減少し、肥満防止に効果があることがわかってきました。
■脳卒中、高血圧予防
緑茶には血液中の血圧上昇物質の生成を阻害する効果があることが、東北大学農学部食品分析学教室の目黒先生の研究で発表されました。
お茶は水分補給の他、脳卒中や心臓病などの成人病を防ぐのに役立つと、名古屋市立大内科医学博士青木先生は述べています。
■老化防止
茶カテキンには、私たちの体内にできる過酸化脂質を抑え老化を防ぐとして、
今話題のビタミンEをはるかにしのぐ効果があることが明らかになりました。
ご理解のほどよろしくお願い致します。
ラッピングサービス
当店では贈り物用に無料でラッピングを承っております(対象商品のみ)。
ご希望のお客様は、対象商品の商品ページに表示されている選択肢から
お好みの包装紙とカード・シールをお選びください。
※包装紙の色・柄が、実物とイメージが多少異なる場合がございます。
世界農業遺産に認定された
深むし茶独特の甘みとコクがお楽しみいただけます。進物におススメです。掛川東山地区の『茶草場農法』の深むし茶です。
3種それぞれに特徴があり味や香りの違いが楽しめるセットです。
ご家庭用にももちろん、贈答品にもご利用いただけます。
未開封のお茶は、冷蔵庫にて保存してください。ただし、開封する際は常温に戻してから開けるようにしてください。
(温度差により湿気を帯びてしまうため)
※開封後はお早めにお召し上がりください。
〒425-0027 静岡県焼津市栄町4-1-4
tel:054-628-4020